SINPLE NOTE NEWS 6月号

3.土地の考え方

おはようございます。

株式会社山口建築です。

前回お伝えしたように

これから家を建てる方は、

家づくりをするタイミングで

「積立投資」を始めていただきたい

と考えているのですが、

その積立資金を捻出するために

家計の中の固定費と変動費の見直しを

していただくと共に、

家づくりにかけるコストも

見直すべきではないでしょうか?

原油高に伴う原材料費の高騰によって

現在はコロナ前と同じ家を建てても

500万円以上高くなっているし、

この価格も高止まりする可能性が高く、

これまで通りの考え方で家を建てていたら

ただただ単純に負担が増えるだけで、

とてもじゃないけど積立投資なんか

している余裕すらなくなってしまいますからね。

欲望のままにプランしていけば

簡単に予算はアップしますが、

予算を下げるのは、

この知識がないと絶対に出来ないと思うので、

大切な家族の未来を守るために

最後までお付き合いください。

✔️予算カットの具体的手段

まず考えていただきたいことが、

「実家に使える土地が余っていないか」

ということです。

土地を買わなくて良くなれば、

それだけで1000万円近い

予算カットになりますからね。

ただ、これに関しては

感情的な理由もあるので、

無理強いすることも出来ません。

しかし、今後は

津波リスクがある場所で

土地開発が出来なくなるかもしれず、

そうなれば安全な場所の土地価格は

確実に高くなることが予想されます。

つまり、家だけじゃなく

土地まで値上がりするかもしれない

というわけですね。

ゆえ、土地を買わないという選択肢を

これまで以上に真剣に

考えなければいけないんじゃないかと考えています。

ただ、どうしても

土地を買わなくてはいけない方も

けっこういらっしゃるかと思います。

実家に土地が余っていない方ですね。

この場合

まず心がけていただきたいことが、

特定の地域に拘らないということです。

土地が高い地域なら、なおのことです。

かつ、販売されている土地が

少ない地域の場合も。

割高な土地を買うしかない、からです。

そしてその上で

覚えておいていただきたいことが、

「南向き」や「日当たりの良さ」に拘らない

ということです。

いずれも最も割高に

価格が設定されているからですね。

かつ、これらの土地に至っては、

防犯やプライバシー対策のために、

外構工事費用も家の費用も

割高になりやすいからです。

つまり、土地・家・外構の

3つ全てが割高になりやすく、

あなたに降りかかる負担が

最も大きくなってしまいやすい

というわけですね。

いかがでしたか?

要は、土地が余っているなら

そこを使った方がよくて、

それが無理な場合は、

地域に拘り過ぎないことと

南向き以外の土地を中心に

探した方がいいというのが

個人的な意見です。

家の明るさや心地よさは、

土地の日当たりの良さと

相関関係がほぼほぼありませんしね。

もちろん

こうやって説明するのは簡単で、

実際のところはこんな単純で

簡単な問題ではないと思いますが、

家づくりの予算をカットするためには、

土地の予算カットが

家の予算カット同様に

欠かすことが出来ない要素なので、

ぜひ柔軟に考えてみていただけたらと思います。

では次回は、

土地予算をカットするための

もう1つの知識について

お伝えしていきたいと思います。

この知識を持っていれば、

外構費用も最小限に抑えやすくなるので、

次回もぜひご覧いただければと思います。

それでは、、、


この記事を書いたのは・・・

SIMPLE NOTE 長岡京スタジオ(運営会社:株式会社山口建築

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