SIMPLE NOTE NEWS 6月号

3.家を建てるタイミングで生命保険を見直すべき理由

おはようございます。

株式会社山口建築です。

家を建てるにあたり銀行からお金を借りるとしたら

団体信用生命保険という

掛け捨ての定期保険に加入することになるため、

現在入っている生命保険を必ず見直すべきだと思います。

また、生命保険の仲間には

医療保険や学資保険などがありますが、

これらも家を建てると同時に見直すことをオススメしています。

そもそも学資保険は、

以前のように掛け金以上にお金が増えることも

なくなってしまいましたしね。

ま、今の日本の金利水準を見る限り、

当たり前と言えば当たり前のことなんですけどね。

では、その理由について

もう少し詳しくお伝えしていきたいと思います。

まずは生命保険からです。

保険はお金が増えるのか?

生命保険には、

「定期保険」「養老保険」「終身保険」の3つがあり、

後者2つは死亡保障と同時に貯蓄機能を備えているのですが、

もしもの時の保障に備えつつ、

ほぼノーリスクでお金が増えるという魅力に惹きつけられ、

銀行にお金を預けるぐらいならこっちの方がいいなと思い、

加入している人も決して少なくないのではないでしょうか?

確かにこれらの保険は

中長期的に保険料を払い続けていくことによって

それなりにお金は増えるので、

銀行に預金するよりは良いとは思うのですが、

正味の話をすると、

自分自身で積立投資を長期的にしていった方が、

比べものにならないぐらいお金が増えていくので

確実に保険よりも積立投資を優先すべきだと思います。

とはいえ、積立投資の商品には

保険のように死亡保障がついていないし

リスクもゼロではないので、

それも考慮したら保険の方がいいじゃないの?

と思ってしまいますよね・・

死亡保障はそこまで必要ない?

しかし、実際のところ、

そこまで死亡保障を手厚くする必要はありません。

債務者にもしものことが起こった時、

ローンが全額返済される掛け捨ての保険に

住宅ローンを申し込むと同時に加入するからです。

仮にご主人が単独名義でローンを借りた数年後、

不幸にも亡くなってしまったとしましょう。

この場合、あなたのご主人の給料は

全くなくなってしまいますが、

逆に必要じゃなくなる費用もたくさん出来ます。

まずは住宅ローンの返済です。

そして、ご主人に掛けていた保険も全ていらなくなるし、

車の維持費もいらなくなります。

また、携帯代や食費、雑費、交際費、

小遣いといった費用も全ていらなくなります。

さらに、これに加えて、

遺族には国から年金が支給されることになります。

となると、おそらくトントンか

あるいは、今より家計に少しゆとりが生まれるかもしれません。

あるいは、あなたがガッツリ仕事をしているとしたら、

けっこうゆとりが生まれるのではないでしょうか。

さらに、お子さんが成長し大学に行きたいとなった時も、

最悪、その家を売却し実家に帰り親御さんと一緒に暮らせば、

その資金の多くを捻出してやれるでしょう。

そんなわけで、家を建てた瞬間に全ての保険を見直し、

なんならその多くを解約してもいいと思っている次第です。

あるいはもし入るとしたら、

子供たちが大学を卒業するまでの間、掛け捨ての定期保険に

ちょっとだけ入っているぐらいでいいのではないでしょうか。

もはや子供たちが仕事をやり始めた時点で、

もしもの時に備える必要なんてありませんからね。

医療保険が最小限でいい理由

医療保険に関しても、

国民健康保険が充実している

日本ではほぼ入る必要がないと思います。

治療費がわずか3割しかからないからです。

また、日本では国民健康保険さえきちんと払っていれば、

高額療養費制度が適用されるため、

大きな病気をしたとしても

それほど大きな治療費を請求されることがありません。

そのほとんどを国が負担してくれるからです。

そんなわけで基本的には医療保険にも入る必要がないし、

仮に入るとしても高額療養費でまかなえないものにだけ

入るぐらいでいいと思っている次第です。

以上を踏まえて、家を建てる機会に

今入っている生命保険をしっかりと見直し、

浮いた資金を積立投資に回すという

マインドに切り替えていただければと思います。

では次回は、家づくりでとっても大切な

住宅ローンについてお伝えしていきたいと思います。

それでは、、、


この記事を書いたのは・・・

SIMPLE NOTE 長岡京スタジオ(運営会社:株式会社山口建築

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