SIMPLE NOTE NEWS 7月号

1.面積が重要じゃない理由

おはようございます。

株式会社山口建築です。

家を建てる多くの方が、

35坪ぐらいの家にしたいとおっしゃるのですが、

正味の話、ほとんどの人にその広さは必要ありません。

というわけで今回は、

家の広さが35坪も必要じゃない理由について

お伝えしていきたいと思います。

では、まずは35坪という広さの家が、

どれくらいの家なのかを解剖していきたいと思います。

その上で、これっていらなくない?

という流れで進めていきますね。

最もポピュラーな家の内訳

35坪の家を総二階建てとするならば、

(1階と2階の面積が同じ家です)

この家は1・2階それぞれ17.5坪ずつとなり、

これを畳数に変換すると35畳ずつです。

そして、それぞれのフロアに必要な

部屋と広さを当てこんでいくと、

(1階)玄関・ホール2畳、土間収納3畳、

LDK16畳、階段2畳、水回り6畳、和室(洋室)6畳、

(2階)階段2畳、廊下3畳、トイレ1畳、

寝室10畳、ウォークインCL3畳、納戸(リモート部屋)2畳、

子供部屋7畳(クローゼット含)、子供部屋7畳(クローゼット含)、

といった感じになります。

おそらく、等身大と謳われているモデルハウスや

完成見学会でご覧になる家の多くがこんな感じではないでしょうか?

では、仮にあなたが資金計画の結果、

ここから家の予算を削らないといけないとしたら

この中の何をどのように削ればいいのでしょうか?

住みやすさや使いやすさを一切損なうことなく、

また将来も困ることなく暮らし続けられる家にするためには、

どのように考えればいいのでしょうか?

用途を特定しない

まず、考えるべきことが、

部屋の用途を1つに絞り込まないということです。

例えば、この家では1階に

LDKとは別で部屋を1つつくっていますが、

その理由は、子供たちが小さいうちは、

この部屋をおもちゃ置き場や遊び場にしようと思っているから、

そして、親御さんが泊まりに来た時に使ってもらえるから、

さらに、老後2階に上がるのが億劫になった時寝室として使えるから、

この3つではないでしょうか。

しかし、こう考えれば、

この部屋を丸ごと削ることが出来ます。

「子供部屋をあえて1階につくる」と。

2階建住宅がまだまだ当たり前の中

この発想は一見非常識に感じますが、

こうすれば、子供たちのおもちゃ置き場や遊び場を

子供部屋と別につくる必要がなくなるし、

親御さんが泊まるとしてもこの部屋を使ってもらえます。

また、子供たちはやがて家を出て行くでしょうから、

老後、その部屋を寝室や、

あるいは別の用途として使えるようになります。

そんなわけで、発想1つで

和室(洋室)を6畳丸ごとカットすることが出来るというわけです。

もちろん、この部屋がなくなったことで不自由になることもなく。

また、この発想は2階に出来る廊下もカット出来ます。

子供部屋が1階になれば、

廊下から出入りする部屋が少なくなるからです。

ということで、この発想の副産物として

2階の廊下も2畳カットしますね。

適切な部屋の広さ

では続いて部屋の広さについてです。

言及するのは寝室と子供部屋です。

部屋の広さを考える時に、

想像してもらいたいことが、

・その部屋で過ごす時間とタイミング

・その部屋にどんな家具を置くのか?

の2つです。

まずは寝室からいきますが、

寝室で過ごすのは、

おそらくというか確実に「寝る時だけ」ですよね?

そして、置くものはベッドだけですよね

併設してウォークインCLがあるため、

荷物は全部そこに置くでしょうし、

もはや部屋にテレビすら必要ないかもしれませんしね。

ゆえ、ただ寝るだけの寝室には

10畳もとる必要なんて全くないんですよね。 

ということで、あっさりと4畳削り

6畳という広さに調整したいと思います。

子供部屋に関しても

寝室同様にそれだけの広さが必要なのかを考えるべきなのですが、

合理的な判断をする上で知っておいてもらいたいことが、

「子供たちはいつか家を出て行く」ということです。

つまり、LDKや寝室とは違って、

いつまでも1つの用途で使わない部屋だということですね。

ゆえ、そこにどんな家具を置くのかも踏まえた上で、

広さを考えていただければと思います。

面積は価格に直結しますからね。

そんなわけで子供部屋関しても

6畳ではなく4畳半で十分ではないでしょうか?

部屋と別にクローゼットもありますからね。

住みやすさが損なわれると感じますか?

ここまで考えてきたことを

全て合計すると実は面積が7.5坪小さくなります。

つまり、35坪から27.5坪まで縮まったわけですが、

では、そうなったことで

住みやすさが損なわれるでしょうか?

使いやすさが損なわれるでしょうか?

決してそんなことはありませんよね。

このように、部屋のつくり方や使い方、

そして間取りの発想一つで家づくりは大きく違ってくるので、

家を建てる時には「○○坪は欲しい」と勝手に決めたり

家の価値を面積で計るようなことだけはしないでくださいね。

では家の話は一旦ここまでとして、

次回からは土地の話をしていきたいと思います。 

それでは、、、


この記事を書いたのは・・・

SIMPLE NOTE 長岡京スタジオ(運営会社:株式会社山口建築

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