SINPLE NOTE NEWS 7月号
1.人生とリスクヘッジと
おはようございます。
株式会社山口建築です。
現在、日本人の平均寿命は
男性が81歳で女性が87歳と言われていますが、
日本人の寿命は10年ごとに2年延びていっており、
どこかの番組で語っていた
ファイナンシャルプランナーの話によると
どうやら4人に1人の割合で
100歳まで生きることになるようです。
ゆえ、私たちは100歳とは言わずとも、
90歳ぐらいまで生きると仮定して
ライフプランを立てた方がいいし、
家づくりも計画を立てた方がいいのですが、
さて、あなたならどのように計画されるでしょうか?
なんて、いきなり言われても
そんな先のことまで具体的に考えるなんて無理ですよね。
子育て期間中は家のことと仕事を両立させるだけで
手一杯なのが当たり前ですからね。
というわけで今回は、
個人的な意見を勝手に述べていきたいと思います。
✔️まずは現状把握から
現在、年金は65歳からもらえることから
65歳で仕事を辞めてそこからは年金生活で!
的なイメージがなんとなく頭の中にあると思いますが、
もしその通りの生活をするとしたら、
退職後に夫婦2人が必要となる最低生活費は
毎月約22.5万円だと言われています。
そして、旅行や趣味を楽しむなどして
余生を満喫したいとお考えなら
さらに毎月13万円前後は必要になってくるようです。
つまり、セカンドライフを楽しむためには、
毎月35万円ぐらいは必要だというわけですね。
これに対し、平均的な家庭が受け取っている
年金額がいくらかと言うとざっと約22万円らしいのですが、
(国民年金約6.5万円×2人+厚生年金約9万円)
ここから言えることは、
どうやら年金だけでは暮らしていくだけで精一杯で、
悠々自適な暮らしは送ることが出来なさそうだ
ということです。
ゆえ、この不足分を埋めるために
計画的にお金を貯めていかないといけないと言われていて、
これが数年前に当時の麻生大臣が語った
老後2000万円問題というわけですね。
✔️この問題への個人的な対策案
しかし、簡単にお金を貯めると言っても
子供には想像以上にお金がかかるし、
給料は現状維持のままなかなか上がらないし、
電気料金や食料品をはじめとして
物価がどんどん上がっていっているしで、
そんな絵に描いたようにお金が貯まっていかないのが
現状ではないでしょうか?
なので、個人的には
65歳で退職して年金で生活するのではなく、
75歳まで働くぞ!と割り切って
考えていただくのが良いと思っています。
国民年金は75歳からの受け取りにすれば
65歳からの受け取りよりも
84%増しでもらえることになるし、
(国民年金だけで2人で約24万円もらえます)
そもそも働いていると
お金がもらえる一方でお金を使うことも少なくなりますしね。
かつ、これからは奥さんも
扶養の範囲を超えて働くことで、
2人とも厚生年金をもらえるようにすれば、
これが一番いいのではないかと思っています。
1人あたり6万円ずつでも上乗せがあれば、
合計36万円ぐらいもらえることになり、
結果、仮に仕事を辞めた時点で貯金が全くなかったとしても
年金だけ充分豊かに暮らしていけますしね。
✔️リスクヘッジもしておく
ただし、先程の作戦には
保険をかけておく必要があります。
というのも、日本人の健康寿命は
男性は72歳と言うデータがあるからです。
つまり、誰の手も借りずに
健康でいられる期間が75歳よりも短いということですね。
ゆえ、そのヘッジとして
年金の更なる上乗せ分である
個人型確定拠出年金「iDeCo」を
今すぐにかけ始めることをオススメしています。
仮に、体調不良を理由に
早期に退職しないといけなくなった場合、
この上乗せ分が生活費の足しになってくれるだけじゃなく、
この掛け金は全額所得控除の対象になるし、
この年金は投資信託によって運用されるため、
期間が長くなればなるほどお金は増えるし、
かつ、その増えたお金に課税されないという
無敵の要素を備えているからです。
というわけなので、
もし将来のことが不安でしたら、
ぜひこの記事を参考にして
計画を立てていただけたらと思います。
それでは、、、
この記事を書いたのは・・・
SIMPLE NOTE 長岡京スタジオ(運営会社:株式会社山口建築)
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